試験を受ける

司法書士試験には筆記試験と口述試験のふたつがあります。しかし大切なのは筆記試験で、口述試験は常識のある人ならば落ちることはないと言われています。 法律関係の試験で第一の難関は司法試験ですが、司法書士試験も同じぐらい難しく、合格率は例年3%以下です。また司法試験は論述に重点が置かれるのに対して、司法書士試験は暗記が何より重要です。法律の細かい条文まで必要になるので、暗記が苦手な人は勉強法を工夫しなければなりません。 司法書士は官公庁に提出する書類の作成を主な業務とします。したがって司法書士試験の内容も、書類提出の手続きを定めた法律が中心になります。合格した後の実務にも必要となる知識なので、徹底的に反復練習しておくことをお勧めします。

時間をかければ独学で司法書士試験に合格することも不可能ではありません。しかし合格者の多くは専門の資格スクールに通っています。司法書士試験は相対評価で合格者が決まるため、ここまで覚えておけば絶対安全というラインはなく、最終的には受験生同士の争いになります。このようなとき、他の受験生に差をつけるために、資格スクールのノウハウが役に立ちます。 現在では多くの資格スクールが司法書士試験対策講座を設けています。学習する内容が多岐にわたるため、通学期間が長く費用も安価ではありませんが、合格するための実力を養うには十分といえるでしょう。またこうした講座の大部分は、法学部出身でなくても勉強できるよう配慮されています。